歯周病の治療

当院の歯周病治療

患者さまの負担にならない歯周病治療を目指し、歯科衛生士を担当制にすることで、徹底した歯周病ケアとサポートを行っております。

特長
1
歯周病治療に力を入れています

歯周組織(歯ぐきやあごの骨等の歯を支える組織)が安定しなければ、どのような治療や処置もその効果が半減、あるいはまったく意味を持たないものとなってしまいます。そのため当院では、歯周病治療に大変力を入れております。

当院では、歯科医師だけでなく歯科衛生士も一緒に研修会やセミナーに参加し、歯周病でお困りの患者さまに高度な歯周病治療ができるよう日々精進しております。

「歯周病にならないように予防する」「今以上に悪化させない」という2つの点を重視しながら、歯周病の治療に取り組んでいます。

特長
2
歯磨きや生活習慣のアドバイスをしています

歯周病は生活習慣病の一つです。そのため患者さま自身が、普段ご自宅でどのような歯周病ケアをされているかが改善のカギになります。

当院では、歯科医院での処置だけではなかなかよい結果に結びつきにくい歯周病の治療において、より患者さまに寄り添ったサポートができるよう「歯科衛生士の担当制」を導入しています。

長い年月をかけて進行・悪化する歯周病も、専任の歯科衛生士が口腔内写真や14枚法レントゲン写真などの資料を定期的に採って管理することで、小さな変化も見逃さない体制を整えています。

また毎回同じ歯科衛生士がお迎えしますので、安心してお悩みやご相談をお話しいただけるのが最大のメリットです。治療後も適切なアドバイスとメインテナンスを受けられますので、再発を防止することにも繋がります。

特長
3
患者さまへの負担が少ない治療を実践

歯周病の治療は、症状が出てからでは手遅れとなる場合があります。
まだ自覚症状のない初期の段階で、拡大鏡(歯科用のルーペ)でしっかりと治療箇所を確認しながら、超音波を使用したスケーリング(歯石・歯垢の除去)を行います。
そうすることで、歯周病の進行を抑制することができ、患者さまの負担も抑えることができます。

またもし歯周病が進行してしまっている場合でも、最小限の外科処置によるアプローチや、リグロスを用いた再生療法で、できる限り歯を残せるように全力を尽くします。

治療内容

軽度の歯周病に対して

歯科衛生士による歯石除去

歯科衛生士によるスケーリングやルートプレーニングという治療を行います。特殊な器具を用いて歯垢や歯石を除去し(スケーリング)、その後さらに奥深くの歯垢や歯石を除去するとともに、根面をツルツルに磨きます(ルートプレーニング)。

中等度の歯周病に対して

歯周外科治療

歯周ポケットの奥深くまで歯石やプラークが入り込んでいる中等度のケースにおいては、フラップ手術と呼ばれる外科手術を採用しています。 当院では手術前の検査として、歯を支えている骨の状態を詳細に調べるためにお口の中を14枚に分けて細かく撮影する「14枚法」という撮影法で口腔内を撮影し、正確な診断を行っております。
フラップ手術では歯肉を切開して医療器具が届かない部分の歯根面を露出させ、歯科医師の目視下で歯石やプラークを確実に取り除きます。退縮した歯周組織を回復させるために、次にご紹介する再生療法を同時に行うケースも多くあります。

リグロスを使った再生療法

歯周組織再生剤「リグロス」は、歯槽骨の欠損に対する高い効果が認められている歯周組織再生剤の一種です。歯周病の進行により欠損した歯槽骨に塗布することで、歯槽骨の増加など歯周組織の再生に対する有効性・安全性が確認されおります。

保険適用の治療となりますので、費用面をさほど気にせず高品質な治療を受けていただけるメリットがあります。

重度の歯周病に対して

他の歯を残すための抜歯

歯周病が進行し、歯を支えている組織や骨の崩壊が著しい場合は抜歯処置となります。これは抜歯が必要な歯をいつまでも残しておくことによって、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶け続け、他の歯まで抜かざるを得ない状態に陥ることを防ぎ、将来的にお口の健康を守る為に行います。

歯周病と嚙み合わせの関係

同じ口腔内でも、歯周病が進行する歯と、あまり進行しない歯に分かれます。これは日ごろのブラッシングが行き届いている箇所行き届いていない箇所の違いだけではなく、歯並びや嚙み合わせの問題、また食いしばりや歯ぎしりによって不良な力が加わることで増悪します。

当院では歯周病の進行を抑制するために歯石取りをするだけでなく、お口の中に加わっている力の加減も調べ、歯周病を増悪させる要因を根本から取り除く治療を行います。

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